こんにちは,shun(@datasciencemore)です!!
今回は,辞書についてやっていきます.
0.辞書ってなに??
辞書はリストと同様,データを格納する箱のようなものだよ!!
リストと違い,インデックスではなく,キーでデータを管理するよ!!
データを格納する箱というイメージはリストも辞書も同じです.
それではリストと辞書は何が違うのでしょうか?
次の図はリストと辞書の違いのイメージになります.
リストと辞書の違いは,リストはインデックスでデータの格納場所を管理するのに対し,辞書はキーでデータの格納場所を管理するというところです.
1.辞書の作成
辞書は,中かっこの中にキーとデータの組み合わせを記述することで作成することができます.
辞書(および参考までにリスト)の作成方法のイメージを図に示します.
こちらの図は辞書を作成する際のイメージになります.
こちらの図はリストについて学習したときとほぼ同じ図になります.
辞書もリストと同様,異なるデータ型を格納することもできますが,基本的に同じデータ型を格納するようにしましょう.
またキーもint型やfloat型を使用できますが,基本的にstr型を使用するようにしましょう.
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# int型 {"a": 1, "b": 5, "c": 8, "d":13, "e":4} |
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{'a': 1, 'b': 5, 'c': 8, 'd': 13, 'e': 4} |
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# 複合型 # なるべく使用しない {"a": 1, "b": 3.4, "c": "g", "d": True, "e": False} |
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{'a': 1, 'b': 3.4, 'c': 'g', 'd': True, 'e': False} |
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# キーを数値(int or float)にすることもできる. # なるべく使用しない {0:1, 1:5, 2:8, 3:13, 4.0:4} |
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{0: 1, 1: 5, 2: 8, 3: 13, 4.0: 4} |
2.辞書の要素抽出
辞書の要素を抽出するには辞書にキーを指定してあげればOKです.
例えば,この例で言うと辞書のキーeのデータを取り出してくれます.
なお,リストはスライスを使用して,データを複数取り出すことができましたが,辞書にはスライスはないので,ご注意ください.
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# 辞書の定義 dict_1 = {"a": 1, "b": 5, "c": 8, "d":13, "e":4} # キー eの部分を抽出 dict_1["e"] |
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まとめ
今回は辞書について学習しました.
データを格納する箱というイメージはリストも辞書も同じです.
リストと辞書の違いは,リストはインデックスでデータの格納場所を管理するのに対し,辞書はキーでデータの格納場所を管理するというところです.
リストと同様,辞書も使用頻度はかなり高いです.
しっかりマスターしましょう!
それではお疲れさまでした!!
次回
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