こんにちは,shun(@datasciencemore)です!!
今回は,リストについてやっていきます.
0.リストってなに??
リストはデータを格納する箱のようなものだよ!!
プログラミングをする際,データをまとめて格納しておくと便利なことが多いんだ!!
前回,データ型についてやりました.
Pythonは多くの場合,int型,float型,str型,bool型のデータ型からなるデータがあり,それらを使用してコーディングをしていきます.
これらのデータをまとめておく箱のようなものをリストというのです.
以下のようなイメージになります.
このような感じでデータを1つの箱にまとめるイメージとなります.
リストは,基本的に同じデータ型を格納します.
ただ,図の一番下のように異なるデータ型を格納することもできます.
実際にコーディングする際は,(時と場合によりますが),基本的には同じデータ型を格納するようにしましょう.
1.リストの作成
リストは,[]の中にデータを格納することで作成できます.
試しに図と同様のリストを作成してみましょう.
1 2 |
# int型 [1, 5, 7, 13, 4] |
1 2 |
# float型 [1.2, 3.4, 5.6, 7.8, 9.0] |
1 2 |
# str型 ["e", "i", "g", "h", "t"] |
1 2 |
# bool型 [True, False, False, True, False] |
1 2 |
# 複合型 [1, 3.4, "g", True, False] |
簡単ですね!
2.リストの要素抽出
リストの要素抽出とは,リストの中のデータを取り出すことです.
ちなみに要素というのはリストの中のデータのことだと思ってください.
まずリストのインデックスについて説明します.
リストのインデックスとは,リストの何番目かを示す数値のことです.
例えば,このint型のリストで説明すると
一番先頭のインデックスは0となり,以降,1ずつ増えていきます.
また,インデックスは後ろから設定することもできます.
後ろから設定した場合は,一番後ろのインデックスが-1となり,1つ戻るたびに-1されていきます.
このインデックスを使用することでリストの要素を抽出することができます.
リストの要素抽出の方法は様々あるのですが,代表的な2つの手法を紹介します.
一つ目は,インデックスによる抽出です.
これは,単純でリストの後ろにインデックスを指定するとそのインデックスに該当する要素を抽出します.
二つ目はスライスによる抽出です.
スライスというのは,連続した複数のインデックスだと考えてください.
例えばインデックスの1~3を指定したいときは[1:4]としてください.
このようにPythonは,指定した終点が含まれないので注意してください. この場合,1:4としているので,指定されるインデックスは4を含まない1~3となります
実際にコーディングすると次のようになります.
1 2 |
# リストの定義 a = [1, 5, 8, 13, 4] |
①インデックスによる抽出
1 2 |
# インデックス 4を抽出 a[4] |
1 |
4 |
1 2 |
# インデックス -1を抽出 a[-1] |
1 |
4 |
②スライスによる抽出
1 2 |
# インデックス 1~3を抽出 a[1:4] |
1 |
[5, 8, 13] |
1 2 |
# インデックス -4~-2を抽出 a[-4:-1] |
1 |
[5, 8, 13] |
このスライスの終点を含まない仕様は個人的に好きになれません.
めちゃくちゃミスるので...
Pythonのインデックス関連の仕様はかなりトラップが多いので,気を付けてくださいね!!
まとめ
今回はリストについてやってきました.
リストはPythonの基本文法の中でもかなり使用頻度が高いです.
なので最初はわからなくてもPythonに触れていればすぐに慣れると思うので安心してください!
それではお疲れさまでした!!
次回
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