こんにちは,shun(@datasciencemore)です!!
今回からいよいよ3.パッケージ編の概要について説明していきます!!
パッケージ編は,以下の図の矢印の部分に該当します.

Pythonは,もともとデータ分析用に開発された言語ではないので,本格的なデータ分析を実施するためには,色々なパッケージを別途インストールする必要があります.
パッケージは色々あるのですが,当コースでは特に重要な3つのパッケージについてメインで解説していきます.
その3つのパッケージが
- numpy
- pandas
- plotnine
になります.

numpyは,数値計算のパッケージ,pandasは,データフレーム処理のパッケージ,plotnineは可視化のパッケージになります.
まずnumpyについて説明していきます.
0.numpyってなに??

numpyは数値計算をするためのパッケージのことだよ!!
numpyを使用することで,ベクトルや行列計算ができるようになるんだ!!
データサイエンスでは,ベクトルや行列の計算が欠かせません.
なので必然的にnumpyを利用する機会が多くなります.
ベクトルと行列のイメージは次のとおりです.

ベクトルが1次元,行列が2次元を表します.
3次元以上の行列をテンソルと呼びます.
当講座ではテンソルについては取り扱いません.
当講座ではベクトルをメインに解説していきます.
なぜかというと,1次元であるベクトルが理解できれば,2次元の行列や3次元以上のテンソルになっても,ベクトルの応用で理解できることが多いからです.
なのでまずは1次元のベクトルの処理を徹底的に練習していきます!
次項から実際にコーディングしていきますが,その前準備としてパッケージのインポートとベクトルの作成方法について簡単に説明いたします.
1.パッケージのインポート
次回のレクチャーからnumpyなどのパッケージを使用していきますが,パッケージを使用するには,まずパッケージをインポートする必要があります.
やり方は色々あるのですが,一番基本がこちらになります.

このように
import パッケージ as 名前
とすると,パッケージをインストールすることができます.
この名前というがわかりづらいかもしれませんが,要するにパッケージ名をここで指定した名前に省略できるということです.
例としてnumpyとpandasをインポートする場合をこちらに挙げました.
numpyとpandasは非常によく使用されるパッケージですが,そのままだとパッケージ名が長いので,
numpy は np
pandasは pd
と省略されることが一般的です.
こちらは当コースだけでなく,一般的な記述方法なので覚えましょう.
以降は,numpyをインポートしてあると仮定します.
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# パッケージ import numpy as np |
2.ベクトルの作成方法
ベクトルは
np.array(リスト)
というようにすれば作成できます.

こちらも色々,作成方法はありますが,まずこのやり方を覚えましょう.
まとめ
今回はnumpyについてやってきました.
numpyは数値計算をするためのパッケージでした.
numpyは,データ分析をするうえで必要不可欠なパッケージなので丁寧に学習していきましょう!
それでは,お疲れさまでした!!
次回
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【numpy】ベクトル【数値計算】
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