こんにちは,shun(@datasciencemore)です!!
今回は環境構築について説明していきます.

と言ってもやることはほとんどありません笑
なぜならGoogle Colaboratoryというgoogleのクラウドサービスを使用すれば,難しい環境構築はほぼ不要だからです.
今回は,そんなGoogle Colaboratoryについて説明いたします.
0.Google Colaboratoryってなに??

Google Colaboratoryっていうのは,ブラウザ上でPythonを実行できるクラウドサービスのことだよ!!
Google Colaboratoryは,難しい環境構築がいらないからとても便利なんだ!!
Google Colaboratoryを略してColabと呼ぶこともあるよ!!
Pythonに限らないですが,一般的に環境構築はとても大変な作業です.
ところがGoogle Colaboratory(以下,Colab)を使用すれば,環境構築をほとんどしなくてもPythonが簡単に動かせちゃいます!
また,環境構築がほぼ不要というメリット以外にも,以下のように様々なメリットがあります!
- 環境構築がほぼ不要
- GPUが使用できる
- コードとテキストを1つのドキュメントとして記述できる
- 基本,無料
より便利な有料プランもあるのですが,多くの場合,無料プランで事足りると思います.
1.Colabの基本的な使い方
ここでは,Colabの基本的な使い方を説明していきたいと思います.
基本的な使い方を抜粋すると
- ノートブック作成
- コーディング
- スクラッチセル利用
- ノートブック保存
- ノートブック読み込み
の5点になります.
それぞれ見ていきましょう.
①ノートブック作成
Googleアカウントにログインし,こちらにアクセスします.
GoogleアカウントがないとGoogle Colaboratoryは使用できません.
もしGoogleアカウントを持っていないのであれば,この機会に作成しちゃいましょう!
アクセスして表示されたページから
ファイル ⇒ ノートブックを新規作成
をクリックすると,新しいノートブックが立ち上がります.

②コーディング
Colabのノートブックには,コードセルとテキストセルがあります.
- テキストセル:Markdownによるテキストを記述するセル.Latexによる数式の記述や画像の添付もできる.
- コードセル:Pythonのコードを記述するセル.

これらの2種類のセルを使い分けて,Colabのノートブックにデータ分析の結果を記述していきます.
本講座では,テキストセルはほとんど使用せず,主にコードセルを使用していきます.
③スクラッチセル利用
Pythonを使用していると,コードセルには書くまでではないけどすこしオブジェクトの中身を確認したいというときが結構あります.
そんなときはスクラッチセルを利用しましょう.
ちょっとデータフレームの内容を確認したいときなどに大変便利です!!

④ノートブック保存
WordやExcelと同様,ノートブックも保存する必要があります.
保存の仕方は,WordやExcelと同様,「Ctrl + S」を押せばOKです.

ノートブックの保存先は,googleドライブの「Colab Notebooks」フォルダになります.

⑤ノートブック読み込み
ノートブックを読み込む方法はたくさんあるのですが,ここでは一番シンプルな方法を紹介します.
googleドライブに移動して,読み込みたいノートブックを選択し,
右クリック ⇒ アプリで開く ⇒ Google Colabratory
とすればOKです.

ちなみにノートブックは,ファイルの拡張子がipynbとなっております.
まとめ
今回は,Colabについてでした.
Colabの基本的な使い方として以下を紹介しました.
- ノートブック作成
- コーディング
- スクラッチセル利用
- ノートブック保存
- ノートブック読み込み
説明だけだとよくわからないかもしれませんが,実際にやってみれば結構簡単だと思います.
また,Colabはここで紹介した機能以外にも様々な便利機能がありますので,ぜひ色々いじってみてください.
それではお疲れさまでした!!
次回
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