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【R前処理講座2】R,Rstudioのインストールと初期設定【環境構築】

こんにちは,shun(@datasciencemore)です!!
R基礎講座の第2回目ですね!!

今回はRを使用するための準備として,以下の3つの作業をしていきます.

  1. Rのインストール
  2. RStudioのインストール
  3. RStudioの設定

さっそくやっていきましょう!

僕はWindowsユーザですので,Windowsの場合を解説します.
Macユーザ,Linuxユーザの方,申し訳ございません...
ただ基本はWindowsと一緒だと思うので,参考にしていただければと思います.

1.Rのインストール

Rを使うためには当然,Rをインストールしなければいけません.
以下の手順でインストールしてください.

1.1.インストーラダウンロード

  • Download R for Windowsをクリック
  • baseをクリック
  • Download R 4.0.3 for Windowsをクリックすると,R-4.0.3-win.exeがダウンロードされる.
    (デフォルトだとC:\Users\ユーザ名\Downloadsにダウンロードされると思いますが,環境によって違うかもです...)

4.0.3というのはRのバージョンのことです. ここには,Rの最新バージョンが表示されます. この記事を書いている現在(2020年12月27日)の最新バージョンが4.0.3ということですね.
ですから,インストールする時期によってはバージョンが違う場合もありますがご安心ください.
基本は最新バージョンをインストールすればOKです.

1.2.インストール

  • 1.1でダウンロードしたR-4.0.3-win.exeをダブルクリック

     

     

  • セットアップに使用する言語の選択 ⇒ 日本語を選択し,OKをクリック
  • R for Windows 4.0.3セットアップ 情報 ⇒ 次へをクリック

  • R for Windows 4.0.3セットアップ コンポーネントの選択 ⇒ 64-bit 利用者向けインストールを選択し,次へをクリック

    ぼくは64bitOSなので,64-bit 利用者向けインストールを選択しました. 32bitOSをご利用の方は,32-bit 利用者向けインストールを選択してください.

  • R for Windows 4.0.3セットアップ スタートメニューフォルダーの指定 ⇒ 次へをクリック
  • R for Windows 4.0.3セットアップ 追加タスクの選択 ⇒ デフォルトのまま,次へをクリック

  • インストールが始まる.終了すると以下が表示されるので,完了をクリック

2.Rstudioのインストール

続きまして,Rstudioのインストールです.

RStudioってなんですか??

RStudioは,RのIDE(統合開発環境)だよ.
有名なIDEであるvisual stdudioのR版って考えればOK.
RStudioは,RのIDEのデファクトスタンダードなんだ!

1.でインストールしたRですが,IDEはRStudioを使用しましょう.
色々なIDEがありますが,現時点でRを動かす場合は間違いなくRStudioがNo.1です.
理由としては,

  • 絶えずアップデートされている.
  • コードと資料作成を同時に実施できる.
  • デザインが洗練されている.
  • gitとの連携が楽.
    などなど...

色々ありますが,深く考えずに迷わずRStudio一択でOKです!
それでは,そんな素晴らしいIDEのRStudioをダウンロードしてましょう.

2.1.インストーラダウンロード

  • 次のURLへ移動する.
    https://rstudio.com/products/rstudio/download/#download
  • 画面中央あたりに移動し,DOWNLOAD RSTUDIO FOR WINDOESをクリックすると,RStudio-1.3.1093.exeがダウンロードされる.
    (デフォルトだとC:\Users\ユーザ名\Downloadsにダウンロードされると思いますが,環境によって違うかもです...)

先ほどのRのインストールの時と同様,1.3.1093というのはRStudioのバージョンのことです.
こちらもインストールする時期によってはバージョンが違う場合もありますがご安心ください.
基本は最新バージョンをインストールすればOKです

2.2.インストール

  • 1.1でダウンロードしたR-4.0.3-win.exeをダブルクリック
  • Rstudio セットアップ セットアップウィザード ⇒ 次へをクリック
  • Rsutdio セットアップ インストール先を選んでください. ⇒ デフォルトのまま,次へをクリック
  • Rsutdio セットアップ スタートメニュー フォルダを選んでください. ⇒ デフォルトのまま,インストールをクリック
  • 上のインストールをクリックするとインストールが始まる.
    インストールが終わったら,以下が表示されるので完了をクリック
     

3.RStudioの設定

ついでにRStudioの設定もしちゃいましょう.
まず,きちんとRStudioがインストールされているか,確認するため,RStudioを起動してみましょう.

Windowsメニュー ⇒ RStudioと遷移し,クリック

次のような画面が表示されたらちゃんとインストールされています!!

ここで終わりといいたいところですが,ついでに最後にあと一つ設定しましょう.
画面左上のTools ⇒ Global Optionsをクリック

Generalを選択し,以下のようにしてください.

  1. Restore .RData into workspace at startupのチェックボックスを外す.
  2. Save workspace to .RData on exit: をNeverにする.

こうすることで,ワークスペースに保存しているデータを自動でダウンロードしなくなるんですね.
もしこれを設定しないと,コードに書いてある処理と異なる処理によるデータがダウンロードされてしまう可能性があるのです...
現段階だと多分何言っているのかイメージがわかないと思うので,ここはそんなに深く考えずにこの設定にしちゃいましょう笑

はぁ,長かったですね...
うまくできたでしょうか??
もしうまくできない場合は,以下の注意書きも参照してみて下さい.

実はこの環境構築の作業,簡単そうでくそむずいです.
なぜかというと,RもRStudioも使用しているOSやソフトのバージョンやその他色々な原因によって,うまくインストールできないことが多々あるからです.
なので,このブログのやり方で皆様も全く同じ環境が再現できるかを完璧に保証することは残念ながらできません...
そんな難しい環境構築に彗星のごとく救世主が現れました!!
その救世主は,Dockerといいます.
Dockerにより環境構築がものすごく簡単になりました.
次回,Dockerについて詳細に解説します.
今回,うまく構築できなかった場合はDockerを試してみましょう.

まとめ

今回は環境構築として以下をやりました.

  1. Rのインストール
  2. RStudioのインストール
  3. RStudioの設定

環境構築,ほんとにめんどいですよね...
今回はつまらないところだと思いますが,やらないと始まらないのでいやいややりましょう笑
そして,いやいややったのにも関わらず,うまくできなかった方に朗報です.
最近はDockerという非常に便利なツールがあるのです.
次回はそのDockerについて,やっていきたいと思います.
それでは!!

追記)次回,書きました⇒

【R前処理講座3】Docker【環境構築】

こんにちは,shun(@datasciencemore)です!!前回は環境構築でRとRStudioをインストールしました.まだの人はこちらからしてくださいね.さて,前回も簡単に触れましたが記事どおりに ...

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