こんにちは,shun(@datasciencemore)です!!
今回はapplymapについて学習していきます.
applymapは,データフレームの各要素に対して関数を適用するメソッドです.
イメージとしてはこのようになります.
0.準備
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 |
# パッケージ読み込み import pandas as pd import numpy as np import seaborn as sns # データフレームの表示行数を指定 pd.set_option('display.max_rows',5) # データ読み込みと列選択(メソッドチェーン) df = \ sns\ .load_dataset('diamonds')\ .filter(["x", "y"]) |
1.applymapの基本
例えば,以下のデータフレームと関数を考えます.
データフレーム:df(ダイヤモンドデータ)のx列,y列
関数:数値を100倍する.
このデータフレームと関数をapplymapに適用すると,このようなデータフレームを出力します.
1 2 3 4 5 6 |
# 関数 def func(x): return x*100 # applymap適用 df.applymap(func) |
2.applymapとlambda式
mapはlambda式と相性が良いです.
今まで説明したように,関数を定義してapplymapを適用する方法でもいいですが,簡単な処理であればlambda式を使用することのほうが多いです.
ちなみに今まで説明してきませんでしたが,mapやapplyでもlambda式を使用することはできます.
ただmapやapplyでlambda式を使用する頻度はapplymapよりも少ないです.
まとめ
今回はapplymapについて学習してきました.
- applymapの基本
- applymapとlambda式
applymapの使用頻度は,map, applyに劣りますが,それでも時々使用します.
油断しないでしっかりマスターしましょう.
さて,これで繰り返し処理について終了です!
次回から欠損値処理について学習していく予定です!
それでは,お疲れさまでした!!
次回
-
【pandas】概要【欠損値処理】
こんにちは,shun(@datasciencemore)です!! これからしばらくpandasの欠損値処理について,学習していきます. 今回はこれから学習していくpandasの欠損値処理の概要について ...
続きを見る