Python前処理講座

【pandas】fillna:欠損値置換【欠損値処理】


こんにちは,shun(@datasciencemore)です!!

今回はfillnaについて学習していきます.

fillnaは,欠損値を指定した値に置換するメソッドです.

イメージとしてはこのようになります.

データフレームに置換後の値を指定してfillnaを適用すると,欠損値を指定した値に置換します.

この例だと置換後の値を0と設定しているので,欠損値が0に置換されています.

置換後の値の指定方法は,主に2つあります.

1つ目は,引数をvalueとする方法です.

引数をvalueとすると,置換後の値を直接指定することができます.

引数valueは省略することができます.

また,辞書やシリーズで指定することもできます.

2つ目は,引数をmethodとする方法です.

引数をmethodとすると,置換後の値を欠損値の上下の値に指定することができます.

欠損値の上の値で置換する場合,ffillを

欠損値の下の値で置換する場合,bfillを指定すればOKです.

0.準備

1.value:置換後の値を直接指定

2.method:置換後の値を欠損値の上下の値に指定

まとめ

今回はfillnaについて学習してきました.

fillnaは,欠損値を指定した値に置換するメソッドです.

引数にvalueかmethodを設定することで,柔軟に置換後の値を指定することが出来ます.

さて,これで欠損値処理の説明が終了となり,晴れてpandas編が終了となります.

pandasは,データ分析のメインパッケージの中でも一番よく使用するパッケージです.

なので,学習すべき事項もとてもたくさんあります.

1回では絶対に習得できないので,何回も復習しましょう!

次回からplotnine編が始まります.

plotnine編では,データの可視化に焦点を当てていくのでお楽しみに♪

それでは,お疲れさまでした!!

次回

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