こんにちは,shun(@datasciencemore)です!!
今回からしばらくの間,plotnineについて説明していきます.
0.plotnineってなに??

plotnineはデータの可視化のためのパッケージのことだよ!!
plotnineを使用することで,簡単にデータの可視化ができるようになるんだ!!
plotnineはデータの可視化をするためのパッケージです.
plotnineもnumpy,pandasと同様,データ分析に欠かせないパッケージとなります.
1.データの可視化
データの可視化について具体的にみてみましょう.

左にデータフレームがあります.
これはirisの一部を抜粋したものです.
これを可視化すると右図のようになります.
どちらが傾向がわかりやすいか一目瞭然だと思います.
このようにデータの傾向を把握するために,可視化はとても有効なので,データ分析では頻繁に可視化をします.
2.なぜplotnineなのか?
Pythonでは,可視化をするのに様々な方法がありますが,デファクトスタンダードとなっているパッケージはmatplotlibです.
また,seabornというパッケージも良く使用されます.
ただ,これらのパッケージは,構文がとても複雑です.
一方,plotnineは,matplotlibやseabornと比較し,構文が簡単です.
また,Rの可視化パッケージにggplot2というものがあるのですが,plotnineの構文は,ggplot2とほぼ同じです.
なので,Rを使う人限定ですが,plotnineをマスターすれば,同時にRのggplot2もマスターできるので,学習コストの削減が図れます.
以上の理由により,当講座ではplotnineを採用しました.

もちろん,matplotlibやseabornがplotnineに劣っているというわけではなく,グラフによってはmatplotlibやseabornのほうが書きやすいということもあります.
できたら全てのパッケージを紹介したいのですが,時間の都合上,主にplotnineを紹介させていただければと思います.
まとめ
今回は,plotnineについて説明しました.
plotnineは,データの可視化のためのパッケージです.
データ分析では,可視化が頻繁に行われます.
なので,plotnineをマスターすることは,データ分析をするうえで必要不可欠と言っても過言ではありません.
しっかりとマスターしましょう!
それでは,お疲れ様でした!
次回
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