こんにちは,shun(@datasciencemore)です!!
今回はstr.translateについて学習していきます.
str.translateは,マッチした部分を置換するメソッドです.
前回学習したstr.replaceとの違いは,置換前と置換後の組み合わせの数です.
str.replaceは,置換前と置換後の組み合わせが単数でしたが,
今回学習するstr.translateは,置換前と置換後の組み合わせが複数となります.
前回と同じシリーズを用いて説明していきます.
このシリーズに対して,置換前の文字列に小文字のa,m,置換後の文字列に大文字のA, Mを指定してstr.translateを適用すると,
小文字のaにマッチした部分が大文字のAに
小文字のmにマッチした部分が大文字のMに
置換されます.
なお,置換前と置換後の文字列を指定する際は,str.maketransというメソッドを使用する必要があります.
0.準備
1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
# パッケージ読み込み import pandas as pd import numpy as np # データフレームの表示行数を指定 pd.set_option('display.max_rows',5) # シリーズ series = pd.Series(["asuka", "mizuki", "minami"]) |
1.コーディング
1 2 |
# マッチの置換 aをAに,mをMに置換 series.str.translate(str.maketrans({"a":"A", "m":"M"})) |
まとめ
今回は,str.translateについて学習しました.
str.replaceと似ていますが,str.translateのほうがより柔軟にマッチの置換をすることができます.
ただstr.maketransを使用することが若干めんどくさいです..
str.replaceとstr.translate,両方とも大事なので使いこなせるようにしましょう!
それでは,お疲れさまでした!!
次回
-
【pandas】str.split:マッチの分割【文字列処理】
こんにちは,shun(@datasciencemore)です!! 今回はstr.splitについて学習していきます. str.splitは,マッチした部分で分割するメソッドです. 例えば,このようなシ ...
続きを見る